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2005年03月17日

Tete/A La Faveur de l'Automne

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年明けにタワレコで試聴して一発で気に入り、購入しました。

Tete(テテ)はセネガル生まれのフランス人だそうです。
ボブディランやボブマーリーに通じるシンプルなアコースティックサウンド。
んで甘いあまーいスイートボイスっちゅうの?ちょっとハスキーでセクシーで。
僕のお気に入りは、やりすぎくらい切ないメロディーの一曲目。
ひたすら同じメロディーを歌い続けて
後ろでコードだけがどんどん展開していくという変わった構成。
覚えて歌ってみたいと思ったけど、メロディーにあちこちフェィクが
入ったりして、全然コードも構成もメロディーも把握できません。
っていうか耳コピ難しすぎ!っていうかフランス語って発音難しすぎ!
びっくりしました。こんなに音の感覚(言語の響きも含めて)が違うのかと。

よくレゲエのメロディーを作ってて思うけど、あのジャマイカのパトワの発音で
いわゆるレゲエっぽい響きになっている所があるんだよね。
だから違う言語で旋律や音階だけなぞってもいまいちそれっぽくならない。
だから日本語レゲエの人達も、いかに破裂音とか巻き舌の少ない日本語を
それ風に聞かせるかという事ですごく研究してるよね。

このTeteの曲も日本語に直して歌ってみようと試みているが、
あのフランス語特有の吐く息の多さみたいなのがないと、
どうもお洒落にならないなーと苦戦してます。

外国曲のカバーってただ歌詞を字数合わせて訳せばいいだけじゃないから
難しいよね。それをメロディーに乗っけた時にどう聞こえるかという所まで
考えなくちゃならない。その辺は美空ひばりさんや江利チエミさんなんかの時代は
すごくうまくやってたなぁと思う。外国の流行歌を日本語でうまくジャズに載せたりとか。
まぁ、歌手の力量もあるよね。
むかし日本のロックが何歌っても演歌になっちゃうとか、
そういうことを気にした時代もあったようだけど
日本語のロックが完全に定着した今、誰もそんな事を言う人はいないし、
日本語ラップや日本語レゲエなんてのも、洋楽のそれとはすでに別物と
言っていいくらいの独自の発展をとげてると思う。
バックトラックは依然として洋楽追従型だけどね。

話がそれまくったけど、このTeteはサウンド的にはすごくシンプルで、
難しい事も新しい事も何もしてない。
だけどフランス語という僕らには耳なじみの薄い言葉の響きが、
このアルバムに新鮮な驚きを詰め込んでいるような気がします。


投稿者 akagawara : 2005年03月17日 15:06